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子安美知子講演会10月16日開催

子安美知子300dpi
黒姫童話館のミヒャエル・エンデ講演会~エンデの秘密は黒姫に~
10月16日(日)午後1時~午後3時まで

講演会を開催します。
講師は童話館のエンデコーナーを監修してくださっている
子安美知子先生です。
講演会は童話館の入館料600円で聴講できます。


童話館にはエンデの出生証明から仕事の手紙、ファンレターなどいろいろな資料が
エンデ自身から送られています。中には落第の通信簿まで、友人でもあった子安先生
からお話をいただく講演会になっています。

講演を前に子安先生とお電話で打合せをしていたところ、
今回の震災や原発事故に関して、エンデの思い描いていたことに対して驚きや発見があり、
改めてエンデの魅力や考えていたことを皆さんにお伝えできればと
打合せをいたしました。


第三次世界大戦

 1945年来、第三次世界他薦は起りうるか、という問いが幾度も出た。わたしが思うに、
わたしたちはもうそのまっただなかにいる。ただ、だれも気づかないだけで、なぜなら、この
戦争は領土ではなく時間の戦争だからだ。わたしたちは、わが子や孫に向かい、来る世代に対
して、ようしゃない戦争を引き起こしてしまった。わたしたちは砂漠と化した世界を子孫に残
すことになるだろう。子孫がそこで生きることはたやすいことではない。たが、子孫は応戦で
きないから、わたしたちはこのままさらに進めてゆく。もはや、これ以外のことはできない。
そして、(黙らせることができないなら)こう言い聞かせて良心をなだめるのだ。
わたしたちがおこなったひどいことを償うために、子孫はなにか思いつくにちがいない、と。

        『エンデのメモ箱』(岩波書店)ミヒャエル・エンデ・著 田村都志夫・訳 より


子安先生とお電話をきった後思い出した
個人的に心に残っているエンデの言葉です。

最初の作品となる「ジム・ボタン」の作品も平和なフクラム国に
ジムという男の子が来ることでストーリーが展開していきますが
いままで信じてきていたものに波紋を投げかけるような出だしに
原発事故の二転三転する出来事を重ね合わせていました。

と個人的な感傷はさておき、毎回熱のこもった講演をしてくださる
子安先生の講演会に是非お越しいただければ幸いです。
.05 2011
学芸員金太くんの話 comment(0) trackback(0)

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